2011 富士ジムカーナシリーズ 第3戦 レポート
競技会名称 :富士ジムカーナシリーズ第3戦
競技会公認番号:第2011年第1383号
競技会格式 :地方競技
開催日時 :2011年9月22日(土曜日)
開催場所 :富士スピードウエイ ジムカーナコース
参加総台数 :30台(出走台数:29台)
台風15号の影響が心配された2011富士ジムカーナシリーズ第2戦は、快晴の秋晴れの元、無事開催された。エントラントは手ぶらクラスの6名を加え、総勢30名とこころもち少なめではあったが、各クラス シリーズチャンピオンを狙えるポジションの常連組が集結、熱いバトルを展開した。今回のコースはフルターンを含んだ中高速のマシンコントロールをテーマとしたテクニカルコース、特にフルターン直後の加速のノリと、タイトなコーナー直前の高速からのブレーキテクニックが勝敗のカギとなる。2速から3速にシフトアップ、アクセルオンでフル加速、直後の強いブレーキング、同時にシフトダウンとステアリングワークを瞬時にこなさなくてはならない。また、慣熟歩行で記憶したコースが慣熟走行の際にはパイロンの位置が異なって見える「錯覚」を起こさせる配置になっている。
競技はN-2クラスから開始、3~4台間隔に手ぶらクラスを編入するTMSC独特の進行だ。第1ヒートはカーナンバー1大村選手 アクセラスポーツATから開始、ターゲットとなる62秒200をマークした。同クラスのカーナンバー3大谷選手KBMSへっぽこシビックが61秒941でターゲットタイムを更新する。N-4クラスではカーナンバー5中村選手 ランサーがいきなり60秒の壁を破る59秒530をマークしエントラントを驚かせた。
B-2クラスはカーナンバー13若命選手かもめクローバーインテグラが56秒451でトップに立ち、5人のエントラントが55秒台目指して第2ヒートに挑むことになった。注目のレディエントラント、カーナンバー12佐藤和美選手NTL快走車楽インテグラは痛恨のパイロンタッチがなければトップを狙える好タイムをマーク、第2ヒートに期待をつなげた。
B-3クラスもエントラントは4台ながら熱いバトルに終始し、カーナンバー17まさにぃ選手クローバーNTLシルビアが56秒811でトップに立った。
手ぶらクラス6人のエントラントも秒以下の熾烈な闘いを見せ、66秒081で清水選手がトップに立った。
15分のインターバルを置いて第2ヒートが開始され、各クラス逆転を目指す選手、トップの位置を死守する選手の闘いが注目された。
N-2クラスはカーナンバー3大谷選手が自身のトップタイムを更新60秒414で1位、2位は自身のタイムを僅かに更新したカーナンバー1大村選手が入った。
N-4クラスはカーナンバー5中村選手がターゲットだが、カーナンバー8弓場選手ランサーエボ10が58秒977でトップに躍り出る。再逆転を狙うカーナンバー5中村選手は自身のベストタイムの更新がならずに2位に終わった。3位は60秒切りに僅かに届かなかったカーナンバー9金子選手スバル港北NT店☆インプレッサだった。
B-2クラスは55秒台の争いとなったが、1ヒートのタイムを5秒以上短縮したカーナンバー11坂本選手MK・Sインテグラが55秒650で1位、2位は0.305秒差でカーナンバー13若命選手が入り、3位はカーナンバー14Kazu R選手はい!ガンバリます紅インテだった。
カーナンバー12佐藤選手は痛恨のミスコースによって入賞を逸した。
B-3クラスはカーナンバー17まさにぃ選手が自身のタイムを更新して1位、2位は1ヒートで2位につけたカーナンバー18高橋選手NTL人車前進RX-7の57秒689、3位はカーナンバー16合崎選手PSカワイATシルビアの59秒519だった。
トヨタ2クラスはカーナンバー23佐藤選手RB☆DAEMON MR2が59秒519で制し、カーナンバー22田中選手ATOM九一式スターレット61秒040だった。
手ぶらクラスは熾烈を極め、エントラントはLEXUS IS250を巧みにコントロールして良いタイムを狙っている。ベストタイムをマークしたのは第1ヒートで2位につけた赤池選手、64秒442、2位は第1ヒートでトップに立った清水選手、タイムは65秒033、3位は上原選手が66秒998で入った。
今回B-1クラスとB-4クラスのエントラントが各1名、トヨタ1クラスはエントリー2名だが、1名が出走せずとなった。規定により、B-1のカーナンバー10渋谷選手アラカンドーン!プラッツとB-4のカーナンバー20秋元選手NTL快走車楽ダメーズランサーには敢闘賞が贈られた。
次回開催は10月22日(土)、より多くのエントラントの集合によって秋の一日を楽しみたい思いだ。
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