クラブ概要
1963年5月、日本のモータースポーツの夜明けと言われる「第一回日本グランプリレース大会」が三重県鈴鹿サーキットで開催された。ツーリングカー部門C-Ⅱクラスでパブリカが、同C-Ⅴクラスでコロナが、同C-Ⅵクラスでクラウンがそれぞれ優勝を果たした。1964年、これを機にトヨタ車をドライブするレーシングドライバーを核とした「トヨタ・モータースポーツ・クラブ」を発足させた。「トヨタ・モータースポーツ・クラブ(略称TMSC)」は日本のモータースポーツを統括するJAFの公認クラブ第一号の認可を受け、日本のモータースポーツの牽引役として活動、以来、多くの有力ドライバーを輩出している。モータースポーツオーガナイザーとしての活動も顕著で、富士1000km耐久レース大会、富士24時間耐久レース大会、クラブマンレース大会などを開催、モータースポーツの振興に寄与しています。また、モータースポーツ振興の底辺拡大にも積極的に参画、モータースポーツビギナーに向けたジムカーナ大会の開催や、モータースポーツライセンス取得のための講習会の開催などを行っています。
クラブは次の部門で運営をしています
1.レース部門 (レース出場を目指すドライバーを支援、育成する部門)
2.オフィシャル部門 (レースなどモータースポーツ運営に欠かせないオフィシャルを育成、研鑽する部門)
トヨタ・モータースポーツ・クラブはトヨタ自動車が掲げる「参加するモータースポーツ」を、より多くの方々に楽しんで頂けるよう、少ない費用で参加できるモータースポーツの開催など、さまざまな活動を続けています。
多くのトヨタ車ユーザー、トヨタファンの方々の参加をお待ちしています。
トヨタ・モータースポーツ・クラブ
会長 北原豪彦
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1.創立まで 2.TMSCの誕生 3.富士1000kmを開催 4.1600GT強し 5.会員による自主運営確立 |
【history of FUJI 1000Km 】
- (A0) history of FUJI 1000Km
- (A1) ”亀”作戦、功を奏す・・・・・・・・・・・第1回:1967年7月 9日
- (A2) ”ビッグ・ロ一ラvsトヨタ7”・・・・・・・第2回:1968年7月21日
- (A3) 再び”TNT”の激突・・・・・・・・・・・第3回:1969年7月27日
- (A4) バンキン72C惜敗、GTRに凱歌・・・・・・第4回:1970年7月26日
- (A5) またも霧、ポルシェ906が制す・・・・・・第5回:1971年7月25日
- (A6) 2座席マシン総崩れ、トレノ勝利・・・・・第6回:1972年10月22日
- (A7) 本領発揮、ターボ・セリカLB・・・・・・・第7回:1973年7月29日
【スピード記録・その他】
- (B1) トヨタ2000GTスピード記録の挑戦
- (B2) 1967年富士24時間レース
- (B3) 1969年 日本CAN-AM
- (B4) 1972全日本鈴鹿新春300キロ
- (B5) 1972レース・ド・ニッポン6時間
- (B6) 1974年当時のサーキット
- (B7) 1970年ツゥール・ド・ニッポン
- (B8) トヨタコンペティションモデルの変遷 1963年~1974年
※ TMSCトヨタ・モータースポーツ・クラブ10周年記念アルバム(昭和49年発行)より転載